今年は去年に比べ時間に余裕があるので、人生初静岡での紅葉狩りでもしようかな~と思い立ち行ってきました。
①小國神社→②油山寺→③法多山尊永寺
というコースでした。
①小國神社 mochiusa91-cafe.com
③法多山尊永寺
の記事もぜひ合わせてお読みください!
では、この記事の本題【油山寺】について書いていきます。
油山寺の概要
そもそも小國神社の行き方を調べていたら、Google mapでたまたま発見したこちらの油山寺。
今まで聞いたことがなかったのですが、検索してみるとなんだかすてき。
油山寺の由来は
遠州三山の一つ医王山薬王院油山寺(いおうざんやくおういんゆさんじ)は、大宝元年(701)に行基大徳によって開山された真言宗のお寺です。すべての人の穏やかな暮らしと無病息災を祈り、行基大徳は本尊の薬師如来を奉安されました。
油山寺という名前は、昔この山から油が湧き出ていたため「あぶらやま」と呼ばれていたことに由来しています。(公式HPより)
医王山薬王院油山寺という名前から人々の健康を守ってくれそうな感じがむんむんしてきます。
その通りに油山寺は「目の霊山・健足の神様」なんだそう。
目の健康や健足を願う人が全国から訪れます。
「目の霊山」
孝謙天皇が御眼の病気を患った際、油山寺の本尊である薬師如来に眼病平癒を祈願され、境内を流れる「るりの滝」に加持祈祷を行い、この霊水で御眼を洗ったところ、病気が全快したと伝えられているそうです。
「健足の神様」
また、油山寺の守護神である軍善坊大権現は、天狗の姿をした健足の神様だそうです。
小國神社から法多山に行く途中にあるようだしせっかくだから…とおまけのような気持ち(失礼)だったのでハードル低めでしたが、来てよかった!!と思えるお寺でした。
場所は
《所在地》
《アクセス》
・東名袋井インターより車で約15分
・新東名森掛川インターより車で約20分
・JR袋井駅より車で約10分
・JR新幹線掛川駅より約20分
ナビの案内で車を走らせるとお寺の入り口のすぐ前まで到着。
駐車場も入り口の前にあり、ちゃんとコンクリート敷きでないところも含めれば結構たくさん停められます。
いざお参り
油山寺の山内の地図はこちら。
車を停めて入り口正面へ。
立派な山門が立っています。
山門をくぐり進んでいくとこんな感じの雰囲気のいい参道(と言わない?)が。
マイナスイオンに癒されつつ進みます。
階段を上ると、礼拝門。
礼拝門をくぐって振り返ってみたら門の上の部分に仏様が。
そして開けた場所に出ます。
左手に天狗杉が。
健脚を祈願。
次に宝生殿へお参り。
鳴らす鐘が数珠になっていてカチカチカチと鳴ります。
方丈と宝生殿、書院は室内を拝観することができ、文化財や寺宝を見ることができます。
時間は9:00~16:30
拝観料は大人300円(中学生以下は無料)です。
拝観できることは知らなかったのですが、せっかくなので。
拝観順路最後の十三仏がとてもよかったです。
秋限定の愛染王の御朱印をいただきました。
目守りもGET。
次に、少し道をそれて天狗谷の方に入っていきます。
すると、右手にるりの滝が。
この滝の御霊水を目につけると眼病が快癒したとの言い伝えがあります。
もう少し進んでいくと右手に三重塔が見えます。
「安土桃山期の三名塔」の一つです。
正面に見えてくるのが薬師本堂です。
「目を守護する本尊の薬師如来」と
「健足の神様である軍善坊大権現」がまつられています。
こちらでもきちんとお祈りしました。
私はかなりの近視なので、目に関しては切実に祈りました。
秋限定の弁財天の御朱印をいただきました。
帰り路でお稲荷さんにもお参り。
油山寺の紅葉
2020年11月24日の油山寺の紅葉はこんな感じ。
まだ青々としたもみじも目立ちました。果たして色づくのか…?
ちょっとせわしない参拝だったのでまたゆっくり訪れたいと思いました。